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AppleがM6・M5 Ultraを発表、性能とAI機能の強化を解説

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Appleが、新しいMac miniに搭載される「M6」と、新しいMac Studioに搭載される「M5 Ultra」を発表しました。この記事では、両チップの主要仕様やAI性能の進化、想定されるワークロード、公表された性能値のテスト条件を整理します。

この記事のチェックポイント

  • M6はApple初の2ナノメートルプロセスを採用し、12コアCPU、12コアGPU、デュアル16コアNeural Engineを搭載します。
  • M5 Ultraは最大36コアCPU、最大80コアGPU、最大512GBのユニファイドメモリを搭載するプロ向けチップです。
  • 公表された性能値には、Appleが試作モデルと特定の業界標準ベンチマークを使って測定した最大値が含まれます。

M6とM5 Ultraの主な違い

Appleが2026年8月25日に発表したM6M5 Ultraは、搭載製品と想定されるワークロードが異なります。M6は新しいMac miniに搭載され、日々のタスク、コーディング、クリエイティブなプロジェクト、オンデバイスAIなどを処理するために設計されています。一方のM5 Ultraは新しいMac Studioに搭載され、大規模なAIモデル、映像制作、3Dレンダリング、ビジュアルエフェクト、科学的解析など、負荷の高いプロ向けワークロードを対象としています。

主な仕様 M6 M5 Ultra
搭載製品 新しいMac mini 新しいMac Studio
製造プロセス 2ナノメートル 記載なし
CPU 12コア 最大36コア
GPU 12コア 最大80コア
Neural Engine デュアル16コア 32コア
ユニファイドメモリ 最大32GB 最大512GB
ユニファイドメモリ帯域幅 最大170GB/s 1.2TB/s
主な用途 日々のタスク、開発、制作、オンデバイスAI 映像、3D、科学的解析、大規模なオンデバイスAI

M6はパフォーマンス、電力効率、オンデバイスAIのバランスを重視したチップです。M5 Ultraは、最高水準のCPUおよびGPUパフォーマンスと、大容量・高帯域幅のユニファイドメモリを必要とするプロ向けに設計されています。

M6はApple初の2ナノメートルチップ

M6の大きな特徴は、Apple製チップとして初めて2ナノメートルプロセスを採用したことです。より小さなダイに高い密度でトランジスタを搭載することで、パフォーマンスと電力効率を向上させています。

CPUは合計12コアで、内訳は次のとおりです。

  • スーパーコア:2コア
  • 高性能コア:4コア
  • 高効率コア:6コア

スーパーコアはシングルスレッドのワークロードを高速に処理します。高性能コアは、より少ない電力でスーパーコアと連携し、負荷の高いマルチスレッドのワークロードを実行します。高効率コアは日々のバックグラウンドタスクを処理します。

フラミンゴインフルエンサー
フラミンゴインフルエンサー

家電量販店で「AIも制作もやりたいです」って相談したら、M6とM5 Ultraが並んでて目移りしそう。M6はMac miniで、オンデバイスAIまでこなせるんだね。

Appleによると、M6は世界最速のシングルスレッドパフォーマンスを備え、マルチスレッド性能はM5比で最大1.2倍、M1比で最大2.4倍です。画像編集、コードのコンパイル、新しいファイルのインデックス作成、エージェント型AIなど、負荷の高いCPUタスクの高速化がうたわれています。

M6はGPUとオンデバイスAIも強化

M6のGPUはM5より2コア多い12コア構成となり、各GPUコアにNeural Acceleratorを搭載しています。Appleの公表値では、AI利用時のGPUピーク演算性能がM5比で30パーセント近く、M1比で8倍以上向上しています。これにより、デバイス上のLLMとやり取りする際のプロンプト処理が高速化するとしています。

グラフィックス機能では、次の技術を備えています。

  • アップデートされたシェーダコアアーキテクチャ
  • Dynamic Caching
  • ハードウェアアクセラレーテッドレイトレーシング
  • 50パーセント向上したジオメトリレート

Appleは、これらの技術によって、ゲームでよりリアルなビジュアル、高速なレンダリング、高いフレームレートを実現すると説明しています。

デュアル16コアNeural Engineの意味

M6は、2基の16コアNeural Engineからなるデュアル16コアNeural Engineを採用しています。前世代と比べて最大2倍のピーク演算性能を発揮し、システムフレームワークが両方のエンジンを同時に利用します。

Neural Engineに加えて、GPU内のNeural Acceleratorと最大170GB/sのユニファイドメモリ帯域幅を組み合わせることで、オンデバイスでのAIモデル実行を高速化します。

M6は最大32GBのユニファイドメモリに対応します。負荷の高い複数のアプリ間でのマルチタスクに加え、安全でプライバシーを保護したエージェント型タスクのために、LLMをデバイス上で実行できます。ユニファイドメモリ帯域幅はM5より10パーセント、M1より2.5倍増加しています。

ウサギゲーマー
ウサギゲーマー

普段使いやコーディングならM6、複雑な3Dや大規模AIならMac StudioのM5 Ultra。ゲームの装備選びと同じで、用途を決めれば迷わない。

ワニライダー
ワニライダー

それでも最大80コアGPUと512GBメモリって聞くと、M5 Ultraに突撃したくなるな。大荷物を積める大型バイクみたいでワクワクする。

M5 UltraはApple初のクアッドダイ構成

M5 Ultraは、UltraFusionを使って2つのデュアルダイM5 Maxチップを接続した、Appleシリコン初のクアッドダイアーキテクチャを採用しています。4つのダイを1つの統一されたプロセッサとして動作させる設計で、ダイ間帯域幅は4.4TB/s以上、接続密度は6倍以上に高められています。

CPUは最大36コアで、12コアのスーパーコアと24コアの高性能コアから構成されます。Appleの公表値では、M3 Ultraに対してシングルスレッド性能が最大1.25倍、マルチスレッド性能が最大1.3倍です。

M5 Ultraは、複雑な3Dレンダリング、ビジュアルエフェクト、科学的解析、演算負荷の高いフロンティアAIモデルのデバイス上での実行など、高いCPUおよびGPUパフォーマンスとユニファイドメモリ帯域幅を必要とするプロ向けに設計されています。

最大80コアGPUでAIとグラフィックスを強化

M5 Ultraは最大80コアの次世代GPUを搭載し、各GPUコアにNeural Acceleratorを内蔵します。AI利用時のGPUピーク演算性能は、M3 Ultra比で最大4.5倍、M1 Ultra比では6倍以上とされています。

グラフィックス面では、第2世代のDynamic Cachingを備えたシェーダコア、ハードウェアアクセラレーテッドメッシュシェーディング、第3世代のレイトレーシングを搭載します。M3 Ultraと比較したグラフィックス性能は最大40パーセント高速です。

また、専用ハードウェアで実行されるH.264とHEVCの処理に加え、4つのProResエンコード/デコードエンジン、ハードウェアアクセラレーテッドAV1デコードを備えています。M5 Ultra搭載Mac Studioでは、Adobe Premiere Proで複数の高解像度ビデオストリームやエフェクトを使った複雑なタイムラインを編集できます。

M5 Ultraは32コアNeural Engineも搭載し、複雑なAIタスクとApple Intelligenceの機能をデバイス上で実行します。

最大512GBのユニファイドメモリ

M5 Ultraは、最大512GBのユニファイドメモリ1.2TB/sのユニファイドメモリ帯域幅を備えています。帯域幅はM3 Ultraより50パーセント高速化されています。

ペンギンマジシャン
ペンギンマジシャン

ただし性能値には「最大」という名札が付いております。試作モデルと特定のベンチマークで測った数値なので、名札を外して早合点するのは禁物です。

Appleによると、これにより大規模なデータセットをローカルメモリに保存し、1秒当たりのトークン処理速度を向上させ、数千億のパラメータを持つ大規模なLLMを完全にデバイス上で実行できます。

参照元では、M5 Ultraの用途として次の例が挙げられています。

  • 大規模なAIモデルの実行とファインチューニング
  • Draw Thingsなどを使った高品質なAI画像のローカル生成
  • LM Studio BionicのローカルAIモデルの活用
  • MATLABによる複雑なシミュレーション
  • 複数の高解像度ビデオストリームやエフェクトを使った編集
  • 複雑な3Dレンダリングや科学的解析

開発者向けフレームワークとの連携

AppleはCore AI、Core ML、Metal、Xcodeなどの開発者向けフレームワークとツールを通じて、M6とM5 Ultraの先進的なハードウェアへ直接アクセスできる環境を提供します。

M6ではデュアル16コアNeural Engine、M5 UltraではGPUのNeural Accelerator、最大512GBのユニファイドメモリ、1.2TB/sのユニファイドメモリ帯域幅を活用できます。

Appleの開発者向けツールとフレームワークは、CPU、GPU、Neural Engine全体で自動的にパフォーマンスを最適化します。開発者はApple Foundation ModelやApp Intentsを使ってApple Intelligenceの機能を利用するほか、独自のAIモデルを使ったワークロードを完全にデバイス上で構築、実行できます。

公表された性能値を見る際の注意点

Appleが示した性能差には「最大」という表現が多く、2026年8月に特定のコンピュータシステムと業界標準ベンチマークを使って実施したテストに基づいています。Appleは、これらのパフォーマンステストについて、Mac miniまたはMac Studioのおおよその性能を示すものと説明しています。

M6の比較には、次のシステムが使用されています。

カワウソ画伯
カワウソ画伯

じゃあ私は、絵や日々の作業なら最大32GBメモリのM6を眺めつつ考えようかな。大きなキャンバスが必要になったらM5 Ultra、まずは描きたいものを決めるのが先だね。

  • 32GBメモリ、12コアCPU、12コアGPUのM6搭載Mac mini試作モデル
  • 32GBメモリ、10コアCPU、10コアGPUのM5搭載14インチMacBook Pro
  • 16GBメモリ、8コアCPU、8コアGPUのM1搭載Mac mini

M5 Ultraの比較には、次のシステムが使用されています。

  • 256GBメモリ、36コアCPU、80コアGPUのM5 Ultra搭載Mac Studio試作モデル
  • 256GBメモリ、32コアCPU、80コアGPUのM3 Ultra搭載Mac Studio
  • 64GBメモリ、20コアCPU、64コアGPUのM1 Ultra搭載Mac Studio

公表された倍率を確認する際は、比較に使用された製品やメモリ構成、CPUおよびGPUのコア数もあわせて確認する必要があります。

Apple Intelligenceの提供状況にも注意

Apple Intelligenceの機能は現在、Apple Beta Software Programを通じてテスト用に提供されています。Apple Intelligenceを有効にし、対応する言語に設定したデバイスを持つユーザーは、2026年秋よりmacOS 27で利用可能になります。

日本語にも対応しますが、地域や言語によって一部の機能を利用できない場合があります。利用できる機能、対応言語、システム条件については、Appleの案内を確認する必要があります。

まとめ:想定されるワークロードが異なる2つのチップ

M6は、2ナノメートルプロセス、12コアCPU、12コアGPU、デュアル16コアNeural Engineを組み合わせ、日々のタスクから開発、クリエイティブなプロジェクト、オンデバイスAIまでを処理するために設計されています。最大32GBのユニファイドメモリと最大170GB/sのユニファイドメモリ帯域幅に対応します。

M5 Ultraは、最大36コアCPU、最大80コアGPU、32コアNeural Engine、最大512GBのユニファイドメモリを備えています。複雑な映像制作、3Dレンダリング、科学的解析、演算負荷の高いAIモデルのデバイス上での実行など、プロ向けのワークロードを対象としています。

両チップの性能を比較する際は、Appleが示した用途、最大仕様、公表値のテスト条件をあわせて確認することが重要です。

今回の会話に登場したキャラクター

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フラミンゴインフルエンサー

明るく社交的。SNSと最新トレンドが大好き。

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ペンギンマジシャン

紳士的でユーモア好き。人を楽しませるエンターテイナー。

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カワウソ画伯

感性豊かで優しい。自由な発想を持つアーティスト。

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ワイルドで行動派。新しい体験が大好きな冒険家。

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